立て看板の作り方

本体製作のポイント

 

一般的な木の看板を作るのなら、業者ではトタンを4方向に曲げ加工して本体強度を上げますが、日曜大工での曲げ加工は困難なので、アルミ複合板を使った方法がいいようです。

 

看板面は高さ850mm、幅850mmで、木の看板枠は、アルミ複合板で正確に角度を出すのが重要ポイントになります。取り付ける時に角度を調整するので、面板の取付けはカラーネイルや面板を止めた後に、裏側をシリコンで止めるようにすれば、間隔は狭くなくても固定できます。

 

両面看板が出来たら、チョウバンを看板の裏面に取付けて2枚の看板を連結します。A型になるように置いて、丁度良い開き具合を決めてから、アオリ止めを取付けます。構造的にはこれで完成となり、後は、看板画稿をします。

 

看板を長持ちさせるためには塗装をするのもお勧めです。見栄えもかなり向上します。看板画稿はパソコンで作り、プリントアウトしてカッティング文字を作ります。

 

カッティングフイルムをキレイに貼るためには、まず、看板表面をキレイにすることで、それから霧吹きで水をまいてゴムベラで水を切ります。これを2~3回繰り返します。霧吹の水に中性洗剤を数滴入れておくとシートが貼りやくなります。

 

転写シートはフイルムに貼ってリケイ紙から外します。転写シートは端を持って、片方を貼り、逆は浮かせたままにしてスキジーで押えながらキレイに貼り付けます。フイルムの初期粘着が弱い場合は、貼り付けたままで10分程度経ってから転写シートを剥がすようにしてください。